2014年8月30日土曜日

「わかえ信仰」(稲積神社のお石取り、お砂取り,)H26.8.30

『わかえ』信仰 御砂・御石取りの由来



境内社である「甲子社」「熊野社」 「瘡子社」は出雲の地の出雲大社と熊野大社よりご神体をいただいております。
そのため、その側には出雲大社の「わかえ信仰」が行えるようになっております。

出 雲大社では平成13年4月、境内八足門前での、古代神殿の巨大な御柱の根部の発掘によって、これまで古文書を通して伝えられて来た高さ48メートルという 想像を絶する超高層神殿の存在が立証され、これまで半信半疑であった神社界は勿論のこと、神道学会・建設業界でも、その事実を認めて、名声が一段と高まり ました。
当社では、上記古代神殿跡から発掘された「心の御柱」を、長年にわたり磐石に支えて来た「御石・御砂」のほんの一部が納められておりますものを出雲大社から特別に授与して戴きましたので、兼務社の恵比寿神社へ奉拝しております。
出雲大社では、この「御石・御砂」を出雲國造神賀詞の中に出てくる「天皇陛下がいよいよ若々しく若やぎ遊ばされて」と云う意味を持つ、「弥若叡に御若叡坐して」の「若叡」から名を採って、末永い国の隆昌と国民の繁栄を祈念し「わかえ」と称しております。


当社ではこれに習い、神様にいちばん近い本殿御垣内に、清浄な「御石・御砂」を安置し、その「御石・御砂」を分かち合えるよう境内へ置いてございます。
どうぞ、ご自身の思いが成就しますよう、稲積神社の大神さまの御力のこもった「御石・御砂」をご利用ください。
 




『わかえ』とは、神殿の「神御柱」築き固めている御砂・御石の総称であります。

『わかえ』信仰の御砂・御石取りで大神様のご神徳・ご神縁をお授かり下さい。



◎御石、御砂取りのご神徳  
家内安全・商運繁栄は玄関に。

新築・増改築のお清めは敷地中心に。

土地清め・方位除けは東西南北の四隅に。  

病気平癒は床下に。

運気興隆・方災除け・旅行安全はお守り袋に入てお持ち下さい。

お食い初め儀式では、歯固めとして三個食膳の右上において、後はお守り袋に納めて下さい

2014年8月28日木曜日

「みまもり石」鎮座(稲積神社H26.8.28)









「みまもり石」は御神木の根本に鎮座しております。
時折、参拝者の方々に石の由来を聞かれるのですが理由をお話しすると、さすったり座ったり抱いてみたりと様々な形で石の御力をいただいているようです。



この石は以前、稲積神社境内の桜の木の根本に置かれていました。
その為、桜の木の成長と共に木が覆い被さり、まるで母親に抱かれる子供のようにも見え、また境内をひっそりと見守っているようにも見えました。
平成25年に行われた「社務所新築工事」に伴い、長い間目を楽しませてくれていた桜の木2本を伐木することになりこの石も隅に転がっていました。
それを見た宮司が「境内を長い間見守ってくれていた石を粗末にしてはならない。御神木の近くへ置きましょう。」ということで今は御神木の近くへ「みまもり石」と名付けて鎮座しております。