2013年7月16日火曜日

「出雲大社 平成の大遷宮」に奉仕をして

遷宮前の修祓式 ※一番手前に写ってしまいました(^^;)


去る、5月10日。
60年に一度の「出雲大社 平成の大遷宮 遷座祭」が行われました。

私も大学卒業後、出雲大社へ御奉職させて頂いていた経緯もあり、この度の遷宮への御奉仕依頼が昨年届いておりました。

すぐに御奉仕を志願させていただいたところ、今年に入り御奉仕許可がおりて、この日を待ちわびておりました。

しかし、慶びに浸っている時間はなく、当社の例大祭「正ノ木祭」の準備に明け暮れておりました。

出発したのは5月7日。

「正ノ木祭 成就祭」が5月5日の夜に終え、6日は朝5時より片付け。『7日より出雲へ出発してしまう。出来るだけ片づけを残さぬように・・・』と考えていた出発前夜だったような気がしております。

出発当日朝は忘れ物がないように気をつけ、羽田空港へ着くまではバタバタしておりました。

出雲市駅へ着いたのは16時頃。年に一度は訪れるようにしているのですが、この度は3年ぶりの出雲。懐かしい気分で夜を過ごしました。

8日より出雲大社で潔斎へ入りました。
出雲大社の神主50名に加え、我々御奉仕の神主100名強がこの度の遷宮へ全国より集まって参っていました。
食べ物も制限され、行動も団体行動、起床・就寝も決まっていましたが誰1人文句も言わずに、出雲大社の行事と、それぞれの諸役の習礼(しゅらい・練習)を行い淡々と10日のその時を待っていました。

10日、天気予報が的中し雨が降っておりました。雨を「大神様の贈り物」「大神様よりの幸せの雨」と話しておりましたら遷座祭直前には雨が上がりました。これも「無事に行えるようにとの大神様のおはからいだね」と皆で語り合いました。

午後5時より着装に入り、午後6時15分には祓所に整列しておりました。
長いようで短い修祓が始まるまでの時間、色々なことを考えていたような気がします。

午後7時、始まってしまうと午後9時半に終えるまで、あっという間の出来事でした。
全ての瞬間、全ての一瞬が私の全力投球であり、終えたあとの清々しさの記憶しか残っておりませんが、とても素晴らしい時間を過ごさせていただきました。

潔斎所へ戻ると、皆も同じような疲れた顔をしておりましたが、笑顔が無い者はおりませんでした。
 このような時を過ごせる慶びをお伝えしたく、遅くなりましたが、ご報告とさせていただきました。

 以下、写真をご紹介致します。(私が撮ったものばかりではございません)



修祓後の参進の様子

上に同じ。この斎服の中に私もおります

大國主大神さまのご神体遷御の様子

ご神体は本殿を右回りで巡り本殿へ向かいます

13000人以上の人々が見守っていました。

11日の奉幣祭の様子

皇室の方々も御参拝されていました

11日御垣外の様子

11日は受付担当でした

11日御垣外の様子

奉幣祭が終了し退下の様子

2013年7月15日月曜日

境内新築社屋 上棟祭(H25.7.15)

7/15 上棟祭



『「神宮式年遷宮」「出雲大社 平成の大遷宮」記念事業』として行われている『「社務所 兼 御札所」「神楽殿 兼 神輿庫」新築工事』が上棟祭を迎える運びとなりました。

。5月7日に行われた「伐木祭」と、5月14日に行われた「地鎮祭」のブログアップがされていなくすみません。
以下へ写真をアップさせていただきます。
※5月7日~12日まで「出雲大社 平成の大遷宮」へご奉仕でした


上棟祭の風景(H25/7/15)

祭場は「社務所 兼 御札所」へ設けられました

献饌

祝詞

棟上げの儀

四方祓い 散銭散餅の儀

「神楽殿 兼 神輿庫」でも、棟上げの儀、四方祓い、散銭散餅の儀が行われた 

伐木祭の風景(H25/5/7)

社務所建設のため伐採される木々のお祓い


木々のお祓い

地鎮祭の風景(H25/5/14)




稲積神社境内社 「瘡子社(そうししゃ)例祭」

 「瘡子社例祭」の様子

祝詞奏上
本日15日は稲積神社の境内社にある「瘡子社」の例祭です。

「瘡子社」とは、出雲大社よりご神体をお預かりして、大国主命の別名である大巳貴命(オオナムチノミコト)をお祀りしております。

また、大巳貴命と行動を共にする少彦名命(スクナヒコナノミコト)も遷座されて、二柱の神様がお祀りされております。

当社では医療守護、医薬守護、病魔退散などの護身徳としてお祀りされていますが、大巳貴命は、国土建設、医療の神様として祀られることが多い神様です。
少彦名命も国土経営や、医療の神様として崇め られていますが、特に多くの温泉を開拓したり、酒の醸造法を指導して医療に役立てたこと、また手足が不自由で小さい神様という言い伝えから、医薬の神様、子供の守護神、手足の神様としてお祀りされることが多いようです。

そのため、「薬品関係」「医療関係」「病気平癒」「子育て」などでお参りされる方が多いです。

 






2013年7月14日日曜日

夏祭りご奉仕(敷島八幡神社)

前庁長の羽中田宮司さんよりご依頼があり、敷島の八幡神社さんへ7月13日の宵祭りと7月14日の本祭りへご奉仕に行ってきました。

昨年までは当社宮司がお勤めしていたのですが、庁長職に就いたため、息子の私に白羽の矢がたったわけです。

久しぶりの敷島八幡神社のご奉仕でしたが、町の老若男女多数集まりとても良いお祭りでした。

子供の沢山の笑顔がみられて、心和む2日間でした。

7月31日と8月1日は兼務社の千塚八幡神社の夏祭りです。

総代さんの頑張りで盛り上がりますのでぜひ遊びに来て下さい。